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ブラジル中銀、3会合連続で0.5%利下げ 追加引き下げ示唆

ロイター / 2023年11月2日 8時28分

[ブラジリア 1日 ロイター] - ブラジル中央銀行は1日の金融政策委員会(COPOM)で、3会合連続となる50ベーシスポイント(bp)の利下げを決定した。政策金利は12.25%となった。中銀は今後について、同程度の追加利下げを再び示唆した。

決定は全会一致。ロイター調査ではエコノミスト40人全員が50bpの利下げを予想していた。

中銀は声明で、「経済が想定するシナリオ通り推移した場合、今後(複数回)の会合で同程度の引き下げを行うというのがCOPOMの一致した見通しだ」と説明。現在の引き下げペースは、政策金利をディスインフレ過程に必要な制約的水準に維持するのに適切との判断も示した。

中銀は外部環境が「悪い」とし、現状は「通常よりも不確実性が高く、金融政策の遂行に慎重さが求められている」とした。

緩和サイクルの先行きについては、インフレの状況やGDP(国内総生産)ギャップなどさまざまな要因に左右される見通しだとし、ディスインフレ過程が定着し、インフレ期待が目標に一致するまでは引き締め的な政策を維持する必要があると強調した。

中銀はまた、政府が財政目標を「断固追求」することの重要性を再確認した。ルラ大統領が先週、来年中に基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の赤字を解消する必要はないと発言したことから、市場では公的債務の拡大懸念が再燃していた。

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