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米金利低下へ、景気悪化で=ダブルラインのガンドラック氏

ロイター / 2023年11月2日 8時34分

 11月1日、米資産運用会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は、米経済が悪化して来年初めにリセッション(景気後退)入りするのに伴い、金利は低下傾向をたどると予想した。ニューヨークで2019年撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[1日 ロイター] - 米資産運用会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は1日、米経済が悪化して来年初めにリセッション(景気後退)入りするのに伴い、金利は低下傾向をたどると予想した。CNBCのインタビューで語った。

現在の金利水準は持続できなくなるという見方を示した。

米連邦準備理事会(FRB)は1日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた上で、追加利上げの可能性に含みを残した。

FRBは声明で、米経済の強さを認めつつ企業や家計が直面している金融状況の引き締まりにも言及した。

ガンドラック氏は、景気が減速すればFRBは200ベーシスポイント(bp)の利下げを実施すると見込み、利払いの問題が次の「金融危機」を引き起こすかもしれないと指摘。

「レイオフが起こると実際に考えている」と述べ、失業率は顕著に上昇すると予想した。

また、現金を保有しておくよりも米国債を選好するとし、10年債について来年末までおそらく現水準を維持するという見通しを示した。

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