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イスラエル高官、人質解放は話し合いや「他の手段」で

ロイター / 2023年12月2日 1時48分

イスラエル外務省の高官は1日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで拘束している人質を話し合いや「他の手段」によって解放することが可能との見解を示した。写真は人質解放を求める家族ら。10月撮影(2023年 ロイター/Ronen Zvulun)

Alexander Cornwell

[ドバイ 1日 ロイター] - イスラエル外務省の高官は1日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで拘束している人質を話し合いや「他の手段」によって解放することが可能との見解を示した。

この日、イスラエルはガザでイスラム組織ハマスとの戦闘を再開した。戦闘休止期限間際にハマスがイスラエル領内に砲撃をしたとし、さらなる人質解放にハマスが同意しなかったためとしている。

外務省のオデド・ジョセフ副局長は、国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)が開催されているアラブ首長国連邦(UAE)でロイターに、イスラエルは引き続きすべての人質の解放とハマスの壊滅を目指すと述べた。

「当然、ハマスに囚われている人たち全員が解放される方法を見つけたい。それは一部は話し合い的なもので、また一部は他の手段で解決される可能性がある」と述べた。

仲介役のカタールは戦闘休止の延長に向け、イスラエル人男性が含まれることになる一段の人質解放について調整していた。

ジョセフ氏は、ハマスが壊滅すれば、イスラエルや地域にとって「もはや軍事的脅威ではなく」、ハマスがガザで「政治的影響力」を持つこともないと述べた。

今回の戦闘は「複雑な任務」とし、イスラエルは国際法を順守していると説明。

「われわれはハマスと戦っているのであって、パレスチナの人々と戦っているのではない。イスラエル人であれパレスチナ人であれ、民間人の犠牲を最小限に抑えることもわれわれの目的だ」と述べた。

UAEは、10月7日のハマスの急襲を非難し、人質の解放を求める一方で、イスラエルによるガザ攻撃も非難している。

ジョセフ氏は、過激組織に対する見方について地域内で齟齬はないと述べた。

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