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国連事務総長、COP28で化石燃料のない未来求める

ロイター / 2023年12月2日 1時54分

アントニオ・グテレス国連事務総長は1日、世界の指導者に化石燃料のない未来を計画するよう求め、地球温暖化を抑制する方法は他にないと述べた。2022年3月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)

Valerie Volcovici William James Elizabeth Piper

[ドバイ 1日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで11月30日─12月12日の予定で開かれている国連の気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、アントニオ・グテレス国連事務総長は1日、世界の指導者に化石燃料のない未来を計画するよう求め、地球温暖化を抑制する方法は他にないと述べた。

グテレス氏は「燃えている地球を化石燃料の消火ホースで救うことはできない」として、「(産業革命前と比べた世界の気温上昇を)1.5度に抑制することは最終的にあらゆる化石燃料の燃焼を止めた場合にのみ可能だ。減らすのではない。弱めるのでもない」と訴えた。

COP28の議長を務めるUAEのスルタン・アル・ジャベール氏は前日の11月30日、化石燃料の継続利用を提案した。ビジョンの相違は、産油国であるUAEで開かれている今年のCOP28で、世界の指導者たちが直面している対立する課題を浮き彫りにした。

英国のチャールズ国王は世界の気候変動の課題における進展を訴え、「科学者らは非常に長い間、警告を発してきたが、私たちは憂慮すべき臨界点に達しようとしている」とし、「調和と均衡に基づいて自然の経済を速やかに修復して回復させない限り、私たち自身の経済と生存は危うくなるだろう」と語った。

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