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英製造業PMI、1月改定値47.0 紅海の混乱で18カ月連続50割れ

ロイター / 2024年2月1日 19時41分

David Milliken

[ロンドン 1日 ロイター] - 1日に発表されたS&Pグローバル/CIPSの1月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は、47.0と2カ月ぶりの高水準となったものの、好不況の分かれ目となる50を18カ月連続で下回った。

企業は新規受注の減少や、紅海の混乱による納入の遅れを報告した。

速報値の47.3から下方修正された。12月は46.2だった。

S&Pグローバルは「企業は生産の減少について、新規受注の低迷、在庫削減、供給の遅れによる混乱を理由に挙げた」としている。

納入遅延は2022年11月以来のペースで増加した。船舶が紅海を迂回し喜望峰を経由するルートに変更したためで、東アジアからの輸送は少なくとも12─18日長くかかっているという。

投入コストは23年3月以来最も速いペースで上昇した。製造業者はコスト上昇分を顧客に転嫁しており、製品価格は9月以来の大幅な上昇となった。

新規受注は減少した。国内および米国、中国、欧州連合(EU)、カナダ、中東からの需要が低調だった。

S&Pグローバルは「顧客の信頼感の低下、注文の取り消し、顧客の在庫調整の報告があり、これらが新規受注に悪影響を与えた」と説明した。

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