米アマゾン、第4四半期売上高が予想上回る クラウドとEC好調
ロイター / 2024年2月2日 8時49分
Akash Sriram Greg Bensinger
[1日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが1日発表した2023年第4・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。生成AI(人工知能)機能の追加が奏功し、クラウドと電子商取引(EC)の両サービスが年末商戦期に好調に推移した。株価は引け後の取引で8%上昇した。
売上高は14%増の1700億ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想は1662億1000万ドルだった。調整後1株利益は1ドルで、予想平均の0.80ドルを上回った。
クラウドサービス部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は242億ドル。アナリスト予想は242億6000万ドルだった。
アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は声明で、AWSが長期的に顧客と機能提供に向き合い続けてきたとし、多くのサービスに生成AIを組み込む取り組みを挙げた。新機能は全体的な業績に反映され始めていると述べた。
アマゾンはクラウドサービスの世界最大手だが、競合するマイクロソフト とアルファベットが背後に迫る。
24年第1・四半期の売上高見通しは1380億─1435億ドル。アナリスト予想は1421億3000万ドルだった。
インサイダー・インテリジェンスのシニアアナリスト、スカイ・カナベス氏は「AWSが今後の最大の注目点になる。同事業の伸びが緩やかなため、競合社を前に現在の地位を維持できるか疑問が残る」と指摘した。
アマゾンの株価は年初来で6%以上、ここ1年で41%上昇した。
アマゾンは昨年に2万7000人余りを削減したのに続き、今年に入っても複数の部門で人員を減らしている。コロナ禍では大幅増員に踏み切っていた。
ブライアン・オルサブスキー最高財務責任者(CFO)は電話会見で、大半の部門で人員数の現状維持を見込んでいると語った。
インベスティング・ドット・コムのシニアアナリスト、ジェシー・コーエン氏は「テクノロジー部門全般に多くの懸念があるにもかかわらずアマゾンは予想外の好調さを保ってきた。現行のコスト削減策が事業見通しにプラスに働いていることが決算で示された」と述べた。
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