ECB、追加利下げ急がず=ラガルド総裁
ロイター / 2024年7月2日 5時48分
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は1日、インフレ率が確実に2%に向かう軌道に乗っており、良好な経済情勢は利下げが差し迫っていないことを示していると結論付けるにはさらに時間が必要だと述べた。6月6日撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay/File Photo)
[シントラ(ポルトガル) 1日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は1日、インフレ率が確実に2%に向かう軌道に乗っており、良好な経済情勢は利下げが差し迫っていないことを示していると結論付けるにはさらに時間が必要だと述べた。
中銀フォーラムで「インフレ率が目標を上回るリスクが過ぎ去ったと確信できる十分なデータを集めるには時間がかかる」と指摘。「労働市場が好調なため、新たな情報を集める時間を取ることができる」とした。
また、前四半期の成長率が緩やかだったにもかかわらず、欧州連合(EU)がリセッション(景気後退)を回避できるかどうかは依然として確実ではないと警告。「『ソフトランディング(軟着陸)』はまだ保証されていない」とし、「成長見通しが依然として不透明であるという事実にも留意する必要がある」とした。
ラガルド氏は「われわれは、将来のインフレに関して、特に利益、賃金、生産性の関係がどのように変化するか、そして経済が新たな供給面のショックに見舞われるかどうかという点で、依然としていくつかの不確実性に直面している」と語った。
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