メタ、第2四半期売上高が予想上回る ネット広告事業が好調
ロイター / 2024年8月1日 9時58分
7月31日、米メタ・プラットフォームズが発表した第2・四半期決算は売上高が市場予想を上回った。米カリフォルニア州マウンテンビューのメタ本社前で2022年11月撮影(2024年 ロイター/Peter DaSilva)
Katie Paul Yuvraj Malik
[31日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズが31日発表した第2・四半期決算は売上高が市場予想を上回った。第3・四半期の売上高も明るい見通しを示した。インターネット広告が好調で、人工知能(AI)への投資増をカバーできる可能性が示唆された。
決算発表を受け、株価は時間外取引で一時6.8%高となった。
4─6月期の売上高は22%増の391億ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想の383億ドルを上回った。
第3・四半期の売上高は385億─410億ドルと予想。中間値はアナリスト予想の391億ドルをわずかに上回った。
スーザン・リー最高財務責任者(CFO)は電話会見で「健全な広告需要が世界的に続いている」とし、AIを活用して自社プラットフォームのデジタル広告の配信などを改善するプロジェクトの成果も出ていると説明した。
リー氏とマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、AI関連ツールなどが今後2年間引き続き成長のけん引役になるが、チャットアシスタントのような新しい生成AI機能は収益化に時間がかかるとの見方を示した。
イーマーケターのアナリスト、マックス・ウィレンズ氏は「メタのAIとメタバースへの支出について投資家が抱いていた懸念は、今回の四半期業績によって和らぐ可能性が高い」と指摘し、「利益率が健全なことから、投資家は今後の計画への積極的な投資に安心感を抱くはずだ」と語った。
第2・四半期のコストは7%増加したが、収益の伸びがコストの伸びを大幅に上回った。営業利益率は29%から38%に上昇した。
6月の1日当たりのデイリーアクティブユーザー数(DAP)は前年比7%増の32億7000万人だった。
2024年の設備投資が370億─400億ドルになるとの見通しを示した。従来の350億─400億ドルから上方修正した。
24年の経費は960億─990億ドルとの予想を据え置いたが、インフラ関連コストが25年も経費を押し上げる主な要因になると説明した。
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