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株大幅安・円は4カ月ぶり高値、中銀会合受けポジション巻き戻し=東京市場

ロイター / 2024年8月1日 12時21分

 8月1日、東京市場では、前日までに行われた日米の金融政策決定会合を受け、両国の金利差縮小を見越したポジションの巻き戻しからドル安/円高がさらに進行、円は4カ月ぶりの高値を付け、日経平均株価は下げ幅が1000円を超す大幅安となった。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Hitoshi Ishida

[東京 1日 ロイター] - 1日の東京市場では、前日までに行われた日米の金融政策決定会合を受け、両国の金利差縮小を見越したポジションの巻き戻しからドル安/円高がさらに進行、円は4カ月ぶりの高値を付け、日経平均株価は下げ幅が1000円を超す大幅安となった。

外国為替市場では、前日の日銀の利上げとその後の会見での植田和男日銀総裁のタカ派的発言を受け、円高が進行していたところに、米公開市場委員会(FOMC)後の会見でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が早ければ9月に利下げを議論する可能性があると発言、米金利が低下したことも、円高の動きに拍車をかけた。

円は対ドルで朝方149円前半まで上昇、その後もじりじりと値を切り上げ、一時148.51円と4カ月半ぶりの高値を付けた。「円売りポジションの巻き戻しが続いている」(国内証券アナリスト)という。

株式市場では円高進行を受け輸出関連株が下落、トヨタ自動車などの主力株も大幅安となったほか、日銀の利上げを受け、不動産株も売られた。日経平均は一時1300円を超える下落となり、前日比1007円58銭安の3万8094円24銭で前場の取引を終えた。

債券市場では米金利低下を受け、国債先物が反発。新発10年債の利回りは前日比3.0bp低下の1.025%となった。

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