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トヨタの4─6月期営業利益は17%増、円安寄与 通期予想据え置き

ロイター / 2024年8月1日 13時54分

 8月1日、トヨタ自動車が発表した2024年4―6月期連結決算は、営業利益が前年同期比16.7%増の1兆3084億円だった。円安効果や原価低減努力が寄与した。2022年3月撮影(2024年 ロイター/Athit Perawongmetha)

Maki Shiraki

[東京 1日 ロイター] - トヨタ自動車が1日発表した2024年4―6月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比16.7%増の1兆3084億円だった。円安効果や原価低減努力が寄与した。25年3月期通期予想は据え置いた。

営業利益は前年同期に対し、為替の影響が3700億円押し上げた。仕入先の原材料高・人件費負担などで400億円はマイナスとなったが、原価改善で950億円プラスに押し上げ、原価改善の努力により差し引き550億円寄与した。

通期の連結営業利益予想は前年比19.7%減の4兆3000億円で、IBESがまとめたアナリスト18人による事前予想の平均値5兆2770億円を下回っている。

通期のグループの世界販売計画(小売りベース)は1095万台で期初計画を据え置き、米国、中国など主要市場別の計画も全て維持した。

通期の前提為替レートも従来通りで、1ドル=145円、1ユーロ=160円。

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