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韓国製造業PMI、7月は51.4に低下 内需低迷で生産・受注鈍化

ロイター / 2024年8月1日 13時52分

 S&Pグローバルが1日発表した7月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は景気拡大・縮小の分かれ目となる50を3カ月連続で上回ったものの、前月から低下した。平沢で2020年7月撮影(2024年 ロイター/Kim Hong-Ji)

Jihoon Lee

[ソウル 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した7月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は景気拡大・縮小の分かれ目となる50を3カ月連続で上回ったものの、前月から低下した。内需低迷が生産と新規受注を圧迫した。

PMIは51.4。前月は52.0で2022年4月以来の高水準だった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフエコノミスト、ウサマ・バッティ氏は「生産と新規受注はともに増加したが、伸びは鈍化した。内需低迷に抑制されたとの声が企業から聞かれた」と述べた。

また「国際市場からの需要増加が国内経済に波及し、需要をさらに押し上げるという期待から、企業は1年先の生産見通しについてより楽観的だった」と持述べた。

生産と新規受注は4カ月連続で増加したが、伸び率は3カ月ぶりの低水準となった。

新規輸出受注は7カ月連続で増加。伸び率は前月の5カ月ぶり高水準からやや低下した。

調査では米国、日本、東南アジアといった主要市場で輸出受注改善の兆しが示された。

今後1年の製造業の先行きに対する楽観度を示す指数は、前月に付けた6カ月ぶりの低水準から上昇した。

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