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中国新築住宅価格、7月は7カ月ぶり低い伸び=民間調査

ロイター / 2024年8月1日 14時51分

民間不動産調査会社の中国指数研究院が1日発表した7月の国内100都市の新築住宅平均価格は、前月比の上昇率が0.13%と、7カ月ぶりの低い伸びにとどまった。写真は北京で2013年11月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[北京 1日 ロイター] - 民間不動産調査会社の中国指数研究院が1日発表した7月の国内100都市の新築住宅平均価格は、前月比の上昇率が0.13%と、7カ月ぶりの低い伸びにとどまった。

当局の一連の支援策にもかかわらず、不動産部門の回復が鈍いことが示された。6月は0.15%上昇だった。

中古住宅の平均価格は前月比0.74%下落し、27カ月連続のマイナスとなった。前月は0.73%下落した。

当局は住宅購入費用や住宅ローン金利の引き下げなど一連の支援策を打ち出しており、主要都市で需要が増加しているが、全般的な価格押し上げにはつながっていない。

野村のエコノミストは「新規株式公開(IPO)銘柄の低迷や金融セクターの大幅な賃金カットなど、新たな逆風が住宅需要をさらに冷え込ませる可能性がある。需要を喚起するために行った10ベーシスポイント(bp)の住宅ローン金利の引き下げは、糸を押すようなものだ」とリサーチノートに記した。

その上で不動産セクターは今年後半にさらに落ち込み、9月以降にさらに政策措置が実施されると予想した。

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