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サービス価格、人件費の影響受けやすい品目でプラス幅拡大=日銀展望リポート

ロイター / 2024年8月1日 14時56分

日銀は1日、前日に出した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の全文を公表し、サービス価格の前年比について、全体的に横ばい圏の動きが続く一方、英会話や学習塾の授業料など人件費の影響を受けやすい品目でプラス幅を徐々に拡大していると指摘した。写真は3月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Takahiko Wada

[東京 1日 ロイター] - 日銀は1日、前日に出した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の全文を公表し、サービス価格の前年比について、全体的に横ばい圏の動きが続く一方、英会話や学習塾の授業料など人件費の影響を受けやすい品目でプラス幅を徐々に拡大していると指摘した。賃金については中小企業へのアンケート調査を踏まえ、大企業の賃上げが「中小企業にも着実に波及している」とした。

日銀は7月30―31日の金融政策決定会合で0.25%への追加利上げを賛成多数で決めた。この日公表した展望リポートの全文で、賃金と物価の好循環が着実に前進していることを改めて示した。

全文は、サービス業全体が「価格設定行動が変化している」と指摘。その上で、今年の春季労使交渉(春闘)での高水準の賃上げがサービス業を中心に販売価格に反映されていくのか、賃上げを見据えた販売価格の設定が広がっていくのか、賃金と物価の連関がさらに強まっていくか、丁寧に見極めていく必要があるとした。

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