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独製造業PMI、7月改定値は43.2に低下 25カ月連続50割れ

ロイター / 2024年8月1日 18時7分

S&Pグローバルがまとめた7月のドイツのHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は43.2と、6月の43.5から低下した。写真はシュツットガルト 近郊にあるメルセデス・ベンツの工場で3月撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)

Maria Martinez

[ベルリン 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた7月のドイツのHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は43.2と、6月の43.5から低下した。速報値の42.6から上方修正されたが、独製造業の低迷が加速していることが示された。

好不況の分かれ目となる50を25カ月連続で下回った。これは1996年以降で最長。

ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「独産業は下半期、厳しいスタートを切った。製造業はおそらく秋までは回復しないだろう」と述べた。

7月のPMI低下は生産の急激な落ち込みが加速したことが主な要因で、これは製造業全体における需要の弱さを反映している。このため製造業者の今後の1年の見通しは、楽観の度合いが低下した。

製造業の生産と新規受注の急減により、HCOBは今年の独経済の成長予測を従来の0.5%から0.2%に下方修正した。

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