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ロシア、米記者ら釈放の兆候 複数国との大規模な捕虜交換の一環

ロイター / 2024年8月1日 23時40分

ロシアでスパイ罪に問われ懲役16年の判決が出された米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(写真)らが、捕虜交換で釈放され、1日中にも米国に帰国する可能性がある。7月撮影(2024年 ロイター/Dmitry Chasovitin)

[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアでスパイ罪に問われ懲役16年の判決が出された米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者らが、ロシアと米国などとの大規模な捕虜交換の一環で釈放され、1日中にも米国に帰国する可能性がある。ブルームバーグやFOXニュースが報じた。

ロシアと米国、ドイツ、スロベニアなどの間と、ロシア・ベラルーシ間で、冷戦以来最大となる大規模な捕虜交換が行われているもよう。ただ、現時点で公式な発表はない。

航空追跡サイト「フライトレーダー24」のデータは、過去に米国とロシアが関与した捕虜交換で使用されたロシア政府の特別機が首都モスクワからロシアの飛び地カリーニングラードまで飛行し、その後モスクワに戻ったことを示している。専門家によると、これはポーランド国境で捕虜交換が行われたことを意味する可能性があるという。

ロイターはこの情報を確認できていない。クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は、大規模な捕虜交換が迫っているとの報道に関する質問に対し「まだコメントできない」と応じた。

さらに、ロシアで禁錮刑の判決を受けている元米海兵隊員ポール・ウィーラン氏と活動家ウラジーミル・カラムルザ氏らも釈放される見通しという。

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