1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ハンガリーのビザ発給緩和は安全保障上の脅威、欧州委員が警告

ロイター / 2024年8月2日 7時32分

8月1日、欧州連合(EU)欧州委員会のヨハンソン委員(内務担当)は、ハンガリーがロシア人とベラルーシ人向けのビザ(査証)発給制限緩和を決めたことは安全保障上の脅威で、事態が改善しなければEUとして対応に動くと警告した。写真はブリュッセルのEU本部で2023年3月撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)

[ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のヨハンソン委員(内務担当)は1日、ハンガリーがロシア人とベラルーシ人向けのビザ(査証)発給制限緩和を決めたことは安全保障上の脅威で、事態が改善しなければEUとして対応に動くと警告した。

ハンガリーは7月、「ナショナルカード」移民プログラムの適用対象をロシア人やベラルーシ人などに拡大。カード保有者は、安全保障面の審査なしにハンガリーで働き、家族を呼び寄せることができる。

この措置によってロシアと同盟国ベラルーシが、ハンガリー経由でEU域内に工作員やスパイを送り込んでくるのではないか、というのがEU側の懸念だ。

ヨハンソン氏は1日夜のXへの投稿で「ロシアは安全保障上の脅威で、われわれは警戒度を緩めるのでなく、強化する必要がある。本日の書簡を通じて私はハンガリー政府に説明を求めている。彼らのビザ発給緩和措置がリスクとなる場合、われわれは行動する」と強調した。

ハンガリーのビザ発給制限緩和についてヨハンソン氏は、19日までにEUからの質問に回答するよう要請。EUの法令違反が判明すれば「相応の結果」を招くことになると述べたが、具体的な方策は明らかにしなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください