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イスラエル軍、レバノンに地上侵攻 ヒズボラ拠点に「限定的」作戦

ロイター / 2024年10月1日 9時4分

10月1日、イスラエル軍はレバノン南部国境地帯のヒズボラ拠点に対する限定的かつ標的を絞った地上作戦を開始したと発表した。写真は同日、攻撃を受けてベイルート南郊から立ち上る煙(2024年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh)

[1日 ロイター] - イスラエル軍は1日未明、イスラム教シーア派組織ヒズボラのレバノン南部国境地帯の拠点に対する限定的かつ標的を絞った地上作戦を開始したと発表した。

軍は声明で、攻撃目標は国境に近い村落にあり、「イスラエル北部の地域社会への差し迫った脅威」になっているとした上で、空軍と国防軍砲兵部隊が「正確な攻撃で」地上軍を支援していると述べた。

レバノン国境の町の住民によると、激しい砲撃、ヘリコプター、ドローン(無人機)の音が聞こえたという。

イスラエルはこの2週間、親イラン組織であるヒズボラへの攻撃を強化しており、先月28日の空爆により最高指導者ナスララ師が死亡するなど大きな打撃を与えている。

レバノン政府によると、これまでに約1000人の民間人が死亡し、100万人が家を追われたという。

ヒズボラのナンバー2、ナイム・カセム氏は30日、ナスララ師の死後初めて公の場で演説し、イスラエルが地上侵攻に踏み切った場合、対抗する準備ができていると表明。イスラエルは目標を達成できないと述べた。

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