1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

G7のウクライナ向け融資、10月末合意目指す=欧州委高官

ロイター / 2024年10月1日 9時44分

[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長(通商政策担当)は30日の欧州議会で、500億ドルのウクライナ向け支援融資に関し、同国が年末までに活用できるようにするため主要7カ国(G7)が10月末までの政治合意を目指していると明らかにした。

融資の返済は、ロシアの凍結資産から得られる運用益を充てる。凍結されているロシア中央銀行の資産の3分の2以上、約2100億ユーロがEU域内にあるため、ウクライナ向け500億ドル融資のうち大部分をEUが受け持つ。

ドムブロフスキス氏によると、既にカナダと英国、日本が明確な合流の方針を確約している。ただ、米国は態度を保留している。凍結資産から得られる資金が必要な限り融資の返済に充てられることをEUが保証する必要があると主張している。

EUはロシア資産凍結の決定をしたものの、加盟27カ国の全会一致により6カ月ごとに更新しなければいけないため、ロシアに友好的なハンガリーなどが1国でも反対すれば更新を止められる。米国はこの点を懸念している

このためドムブロフスキス氏は、EUが10月に全会一致により、更新期間を従来の6カ月から36カ月に拡大することを目指していると述べた。ただ、上首尾に運ぶかどうかは確実ではないという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください