米航空局、スペースXのファルコン9に飛行停止 3カ月で3度目
ロイター / 2024年10月1日 10時15分
米連邦航空局(FAA)は30日、米宇宙開発企業スペースXに対し、同社の主力ロケット「ファルコン9」の第2段が29日の米航空宇宙局(NASA)宇宙飛行士の救出ミッション後に問題が発生した理由を調査するよう命じ、同ロケットの飛行停止措置を講じた。写真は9月28日、フロリダ州ケープカナベラルで撮影(2024年 ロイター/Joe Skipper)
Joey Roulette
[ワシントン 30日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は30日、米宇宙開発企業スペースXに対し、同社の主力ロケット「ファルコン9」の第2段が29日の米航空宇宙局(NASA)宇宙飛行士の救出ミッション後に問題が発生した理由を調査するよう命じ、同ロケットの飛行停止措置を講じた。停止はこの3カ月で3度目。
スペースXは国際宇宙ステーション(ISS)に向け、2人の宇宙飛行士を派遣した。ファルコン9は、打ち上げ後ブースターを海に投棄する通常の手段である「軌道離脱燃焼」のためにエンジンを適切に再点火させることができなかった。
この問題でブースターはFAAがミッションのために承認した指定安全区域外の太平洋地域に落下した。
スペースXはX(旧ツイッター)への投稿で、ブースターは「軌道離脱燃焼で異常が発生した結果、第2段は安全に海上に着水したが、目標の範囲外だった」と説明。根本原因の理解が深まった上で、打ち上げを再開するとした。
ファルコン9は7月、第2段の不具合で衛星通信網「スターリンク」衛星群に損傷を及ぼし、2016年以来となる飛行停止措置を受けた。15日後に飛行を再開した。
8月にはファルコン9の軌道に乗せる通常作業は成功したものの、第1段が地球帰還時の着陸時に失敗したことが原因で飛行停止が命じられ、3日後に飛行を再開した。
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