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銅、卑金属中で上昇余地トップ=LMEセミナー

ロイター / 2024年10月1日 11時8分

 9月30日、英ロンドン金属取引所(LME)は30日に開いたセミナーで、最も大幅な価格上昇が見込まれる卑金属に銅が選ばれたことを明らかにした。写真は銅陰極のシート。チリのアントファガスタで2008年3月撮影(2024 ロイター/Ivan Alvarado)

[ロンドン 30日 ロイター] - 英ロンドン金属取引所(LME)は30日に開いたセミナーで、最も大幅な価格上昇が見込まれる卑金属に銅が選ばれたことを明らかにした。LMEで取引されている6つの卑金属に鉄鋼を加えた中で最も上昇余地の大きい金属を回答する非公式の投票で、セミナー参加者の46%が銅と回答し、2位はスズで36%だった。昨年も銅が首位(53%)、スズが2位(23%)だった。今年はスズが年初から31%上昇し、LMEで上昇率トップとなっている。2位は亜鉛で17%、3位は銅で16%、それぞれ上昇した。国際スズ協会のトム・ラングストン氏は、スズ市場が今年1万トンの供給不足に陥るとの見通しを示した。コンサルタント会社、ハーバー・アルミニウムのジョージ・バスケス氏はアルミニウム市場について、再生利用アルミを筆頭とする供給の大幅増が価格を圧迫すると予想。「再生利用アルミは大きなスケールで拡大している。今後3年間、供給不足は起こらないだろう」と述べた。モルガン・スタンレーのアナリスト、エイミー・ゴーワー氏は、中国の銅需要は報じられているほど弱くはない一方、新たな鉱山開発に十分な設備投資が行われていないと語った。

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