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FRBのリバースレポ、第3四半期末に利用急増 6月末以来の水準

ロイター / 2024年10月1日 14時23分

Michael S. Derby

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が短期金利を管理する金融調節手段の一つであるリバースレポ・ファシリティーの利用額が30日に6月下旬以来の高水準となった。四半期末に関連した動きとみられる。

ニューヨーク連銀によると、適格参加者からの流入額は4656億ドルで、6646億ドルだった前四半期末6月28日以来の高水準。

一般的に四半期末には資金流入が急増し、その後再び減少することから、アナリストや市場関係者は今回もそうなると予想している。

FRBのリバースレポ・ファシリティーは主にマネー・マーケット・ファンド(MMF)から資金を調達する手段で、この制度で提示される金利はあらゆる短期金利の下限を設定する役割がある。

一般的に過剰流動性を測る指標とされる。

リバースレポ・ファシリティーの全体的な水準は、FRBが保有する国債や住宅ローン担保証券(MBS)の償還資金再投資を見送る中、減少している。

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