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ブリヂストン、五輪最高位スポンサー終了へ 日本勢姿消す

ロイター / 2024年10月1日 16時45分

 10月1日、ブリヂストンは、オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約を継続しない方針を決め、国際オリンピック委員会(IOC)と合意したと発表した。写真は2016年1月、都内で撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)

Shinichi Uchida

[東京 1日 ロイター] - ブリヂストンは1日、オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約を継続しない方針を決め、国際オリンピック委員会(IOC)と合意したと発表した。契約期間は2024年12月末までだった。1業種1社の最高位スポンサーは日本企業ではパナソニックホールディングス、トヨタ自動車、ブリヂストンが契約していたが、3社とも終了することになる。

ブリヂストンは今後について「スポーツの力を信じ続ける姿勢は変わらない」とした上で、持続可能なグローバルモータースポーツ活動に注力していくと説明している。

パナソニックは1987年から五輪のトップスポンサーを務めてきたが、9月10日、経営環境や業容の変化に応じてスポンサーシップの在り方を検討する中で契約を延長しないとの判断に至り、IOCと合意したと発表。トヨタも9月26日に自社メディアを通じて契約を更新しないことを明らかにした。豊田章男会長は、五輪運営を巡ってアスリート・ファーストかどうかなどと疑問を呈し、「政治色も強くなった」と指摘した。

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