米メタ、ベトナムで最新複合現実ヘッドセット生産へ 来年から

　１０月１日、米メタ・プラットフォームズは、最新の複合現実（ＭＲ）ヘッドセット「クエスト３Ｓ」の生産を２０２５年からベトナムに拡大するなど、同国での人工知能（ＡＩ）イノベーション投資を増やすと発表した。写真はメタのロゴ。２０２２年１２月、ベルギー・ブリュッセルで撮影（２０２４年　ロイター/Yves Herman）

[ハノイ １日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは１日、最新の複合現実（ＭＲ）ヘッドセット「クエスト３Ｓ」の生産を２０２５年からベトナムに拡大するなど、同国での人工知能（ＡＩ）イノベーション投資を増やすと発表した。

ベトナム訪問中のニック・クレッグ国際問題担当プレジデントは発表文で「ベトナムはメタにとって重要な国であり続けている。何百万もの小規模企業や消費者がわれわれのプラットフォームに依存している」と指摘した。

ロイターはメタに対し、投資規模やベトナムの既存事業についてコメントを求めたが、返答を得られなかった。

メタはベトナムで数千万のフェイスブックユーザーを抱えている。

同社はまた、ＡＩモデル「メタＡＩ」のベトナム語でのテストを近く開始すると表明した。