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独製造業PMI、9月改定40.6 受注急減で1年ぶり低水準

ロイター / 2024年10月1日 18時6分

 10月1日、 S&Pグローバルがまとめたドイツの9月のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は40.6で8月の42.4から低下し1年ぶりの低水準となった。フランクフルトで2023年8月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめたドイツの9月のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は40.6で8月の42.4から低下し1年ぶりの低水準となった。生産、新規受注が大幅に減少し、雇用も縮小した。

速報値の40.3からは上方修正された。

ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「この数字は、産業の空洞化を巡る議論に拍車をかける。驚くほどのペースで受注が減っており、早期回復は考えにくい」と述べた。

新規受注は昨年10月以来の大幅な減少。市場の不透明感、投資の手控え、自動車部門の低迷を反映した。

輸出売上高も、アジア、欧州、北米の需要減少で、11カ月ぶりの落ち込みを記録した。

デラルビア氏は「このような輸出受注の落ち込みは過去30年間、例がない。多くの企業、特に自動車や機械設備分野では、競争の突如とした激化に対する納得のいく解決策を見いだせていない」と指摘した。

人員削減が加速し、工場従業員数は過去4年間で最大の減少となった。

先行きの見通しも7カ月ぶりに悪化に転じた。調査した企業の3分の1以上が、需要減退、地政学の不確実性、自動車部門の問題などを理由に、今後12カ月間の生産減少を予想した。

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