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仏製造業PMI、9月改定44.6 6月以来の高水準

ロイター / 2024年10月1日 18時14分

 10月1日、S&Pグローバルがまとめた9月のフランスのHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は44.6と、8月の43.9から上昇し、6月以降で最高となった。仏メッスの自動車工場で2022年6月撮影(2024年 ロイター/Gilles Guillaume)

[パリ 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月のフランスのHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は44.6と、8月の43.9から上昇し、6月以降で最高となった。

ただ、好不況の分かれ目となる50を引き続き下回っている。速報値からは上方修正された。

ハンブルク商業銀行のエコノミスト、タリク・カマル・チョードリー氏は「フランスの製造部門は依然として深刻な不況に陥っている」とし「メーカーは将来についてますます悲観的になっている。おそらくフランスの政治的な不透明感が続いていることに動揺している」と述べた。

生産減少の主因は需要低迷の継続。内需と外需は非常に低迷しており、北米のほか、西欧の一部で売り上げが著しく減少した。

また投入コストが引き続き利益率を圧迫しており「需要の停滞を受け、投入コストの上昇分を最終顧客に完全に転嫁することはできない」状態という。

調査対象企業の28%近くが今後1年の生産減少を予想。24%は生産増加を見込んだ。

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