東京マーケット・サマリー

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後５時現在 144.17／144.18 1.1114／1.1116 160.25／160.26

ＮＹ午後５時 143.62／143.64 1.1134／1.1135 159.92／159.96

午後５時のドル／円は、前日ＮＹ午後５時と比べてドル高／円安の１４４円前半で推移している。米株の最高値更新を受けてアジア株が底堅い動きを見せる中、円が広範にじり安となった。

＜株式市場＞

終値 前日比 寄り付き 安値／高値

日経平均 38651.97 732.42 38232.47 38,232.47─38,718.13

ＴＯＰＩＸ 2690.78 44.84 2661.65 2,660.89─2,696.04

プライム指数 1384.65 23.09 1370.27 1,369.33─1,387.22

スタンダード指数 1255.58 11.23 1248.81 1,248.64─1,256.93

グロース指数 847.87 16.38 836.63 833.00─850.55

グロース250指数 665.79 13.16 656.92 653.49─668.26

東証出来高(万株) 196258 東証売買代金(億円) 41843.2

東京株式市場で日経平均は、前営業日比７３２円４２銭高の３万８６５１円９７銭と反発して取引を終えた。為替が円安に振れたことが支援材料となり、前日の大幅安からの自律反発を期待した買いが優勢となった。一方、国内政治の先行き不透明感や中東情勢への警戒感がくすぶり、買い一巡後は伸び悩んだ。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが１２７２銘柄（７７％）、値下がりは３３１銘柄（２０％）、変わらずは４０銘柄（２％）だった。

＜短期金融市場＞　

無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.227

ユーロ円金先（24年12月限） ───

3カ月物ＴＢ ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで０．２２７％になった。前営業日（０．２２５％）から小幅上昇した。月末で資金調達を見送っていた市場参加者が戻ってきたことから、レートはやや上昇するだろう」（国内金融機関）との声が聞かれた。

＜円債市場＞　

国債先物・24年12月限 144.70 (+0.05)

安値─高値 144.56─144.78

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.850％ (変わらず)

安値─高値 0.855─0.845％

国債先物中心限月１２月限は前営業日比５銭高の１４４円７０銭と小反発して取引を終えた。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比変わらずの０．８５０％。９月開催の日銀金融政策決定会合の主な意見が「ハト派的」と受け止められ、早期の追加利上げ観測が後退した。