ユーロ圏インフレ率、9月速報は3年ぶりに2%下回る 利下げ後押し
ロイター / 2024年10月1日 18時58分
10月1日、欧州連合(EU)統計局が発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比1.8%と、2021年半ば以来初めて2%を下回った。フランクフルトのECB本部で6月撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)
Balazs Koranyi
[フランクフルト 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が1日発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比1.8%と、2021年半ば以来初めて2%を下回った。欧州中央銀行(ECB)が今月に追加利下げするとの観測を補強しそうだ。
伸び率は8月の2.2%から縮小。市場予想の1.9%も下回った。主にエネルギーコストの低下とモノの価格が抑えられたことが要因だ。
コアインフレ率も2.8%から2.7%に低下し、市場予想の2.8%を下回った。サービス・インフレ率が4.1%から4.0%に鈍化した。
エネルギーコストの下落は依然としてディスインフレの最大要因で、非エネルギー工業製品価格は前年比0.4%の上昇にとどまり、これも全体の数字を押し下げた。
ラガルドECB総裁はすでに、インフレ率はECBが予測するベースラインを下回っていると述べている。
発言を受けて市場は今月17日の利下げ確率を先週初めの25%から85%に引き上げている。
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