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メキシコ中銀、大幅利下げ検討も=総裁

ロイター / 2024年10月1日 19時52分

メキシコ中央銀行のロドリゲス総裁は9月30日遅く、ロイターとのインタビューに応じ、国内のインフレ率が鈍化しているため、今後大幅な利下げを検討する可能性があると述べた。中銀本部で4月撮影。(2024年 ロイター/Henry Romero/File Photo)

Anthony Esposito

[メキシコ市 1日 ロイター] - メキシコ中央銀行のロドリゲス総裁は9月30日遅く、ロイターとのインタビューに応じ、国内のインフレ率が鈍化しているため、今後大幅な利下げを検討する可能性があると述べた。

中銀は9月26日、政策金利を0.25%ポイント引き下げ、10.50%とした。国内のインフレが緩和する中、2会合連続で利下げを決定した。

総裁は「これまで見てきたインフレの水準を踏まえ、今後の会合で金利調節の規模を評価する可能性がある」と述べた。

中銀は11月14日と12月19日に金融政策に関する決定事項を発表する。

9月前半の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.66%上昇と、4期連続で鈍化。コアインフレ率は前年同月比3.95%で、2021年初め以来の低水準だった。

中銀は先週、第4・四半期の総合インフレ率の予想を従来の4.4%から4.3%に下方修正し、コアインフレ率の予想も3.9%から3.8%に引き下げた。

総裁は「インフレ見通しの調整は、制限的な金融政策の水準を引き下げることが適切であることを示している。ただ、引き続き課題に直面していることも認識している」と発言。

「インフレ見通しは非常に大きく改善している」とも述べた。

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