OPECプラス、2日の会合で政策変更の可能性低い=関係筋
ロイター / 2024年10月2日 7時44分
Ahmad Ghaddar Alex Lawler Maha El Dahan
[ロンドン/ドバイ 1日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟のロシアなどで構成するOPECプラスは2日の会合で現行の生産政策を変更する可能性は低い。OPECプラスの関係者5人がロイターに明らかにした。
OPECプラスの閣僚は2日の1200GMT(日本時間午後9時)にオンラインで合同閣僚監視委員会(JMMC)会合を開催する。
ある関係者は匿名で「原油市場の状況はやや複雑だが、2日の会合で新たな決定やOPECプラスの合意に変更があるとは予想していない」と語った。
原油価格は2024年に入り下落しており、先月北海ブレント先物は21年以降で初めて1バレル=70ドルを割り込んだ。各国からの需要とOPECプラス以外からの供給増加を巡る懸念に圧迫されている。北海ブレント先物は2日、71ドル付近で取引された。
JMMCは通常2カ月ごとに会合を開き、政策変更の勧告を行うことができる。
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