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加首相、不信任案再び否決 1週間で2回目

ロイター / 2024年10月2日 8時5分

 10月1日、カナダ連邦議会下院は、野党保守党が提出したトルドー内閣の不信任案を反対207対賛成121で否決した。首都オタワで9月25日撮影(2024年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 1日 ロイター] - カナダ連邦議会下院は1日、野党保守党が提出したトルドー内閣の不信任案を反対207対賛成121で否決した。

少数派となっている自由党政権の打倒を目指す保守党は9月25日にも不信任案を提出したものの否決されており、トルドー内閣は1週間弱で2回の不信任案を否決に追い込んだ。

2025年10月末までに実施される下院の総選挙を控え、世論調査では保守党が大きくリードしている。保守党は、カナダ国民が連邦炭素税の引き上げに対応する余裕がないとし、15年11月から首相を務めているトルドー氏の下で物価高と犯罪の増加に直面していると非難している。

これに対し、東部ケベック州の独立を目指す野党ケベック連合は不信任案に反対してきた。同党は先週、トルドー内閣が高齢者年金の増額に応じる見返りとして、少なくとも今年10月末まではトルドー内閣を支えると表明した。

今後、ケベック連合が反旗を翻した場合でも、左派野党の新民主党(NDP)がトルドー内閣を支える可能性がある。

調査会社ナノス・リサーチが9月27日に発表した世論調査によると、保守党の支持率が42%と首位で、NDPの22%、自由党の21%を大きく引き離している。総選挙で保守党が大勝する可能性を踏まえると、NDPは自党への支持率が回復することを期待してトルドー内閣の維持に動く可能性がある。

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