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日経平均は大幅反発、697円高と今年1番の上げ幅 米長期金利の上昇一服

ロイター / 2021年3月1日 15時40分

東京株式市場で日経平均は大幅反発した。終値の上げ幅としては、今年1番の大きさ。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] -

日経平均

終値      29663.50 +697.49

寄り付き    29419.45

安値/高値   29396.04─29686.39

TOPIX

終値       1902.48 +37.99

寄り付き     1888.61

安値/高値    1887.28─1903.97

東証出来高(万株) 125001

東証売買代金(億円) 24773.09

東京株式市場で日経平均は大幅反発した。前週末の日経平均は1202円26銭安の2万8966円01銭と急落したが、米長期金利の上昇が一服したことを好感し、きょうは自律反発で上値を追う展開となった。終値の上げ幅としては、今年1番の大きさ。値がさ株を中心に買い戻しの動きが活発となり、一時720円超高となる場面もあった。

市場からは「米長期金利の動向にマーケットの注目が集まる状況は当面続きそうだが、足元ではいったん上昇に一服感が見られ、投資家心理は改善している。ただ、市場は新型コロナウイルスのワクチン普及や企業業績の改善を既に織り込んでいる面もあり、日経平均が3万円を回復しても、そこからさらに上値を追うには強材料が必要になりそうだ」(SMBC信託銀行・投資調査部長、山口真弘氏)との声が聞かれた。

また、「前週末に日銀が通常のETF(上場投資信託)を501億円購入したことも、投資家の安心感につながったようだ」(国内証券)との見方もあった。

TOPIXは2.04%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆4773億円。東証33業種では全業種が値上がりし、パルプ・紙、情報・通信業、建設業、小売業などが値上がり率上位に入った。

個別では、マツモトキヨシホールディングスが14%高と大幅反発し、東証1部の値上がり率第1位となった。ココカラファインとの経営統合契約締結の発表が好感された。ココカラファインは9%超高。

東証1部の騰落数は、値上がり1931銘柄に対し、値下がりが229銘柄、変わらずが34銘柄だった。

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