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イラン「まず米が制裁解除を」、核合意協議巡り改めて主張

ロイター / 2021年3月1日 18時7分

3月1日、イラン外務省は米国が2015年の核合意を巡り協議を求めるのなら、まず制裁を解除すべきと改めて表明した。写真はイラン国旗。ウィーンのIAEA本部前で2019年9月撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ドバイ 1日 ロイター] - イラン外務省は1日、米国が2015年の核合意を巡り協議を求めるのなら、まず制裁を解除すべきと改めて表明した。

外務省報道官は「バイデン政権はトランプ前政権が実施したイランに対する最大限の圧力を変更すべきだ。もしイランと協議したいのなら、まず制裁を解除すべきだ」と述べた。

「新米政権が核合意への復帰を拒むのは歴史的過ちだ」とし、イラン政府は引き続き国際原子力機関(IAEA)と協力していくと述べた。

イラン外務省は2月28日、米国およびイラン核合意に参加している主要国との非公式の会合に参加しない方針を表明。米政府は同日、イランの表明に失望したとしながらも、米は「意義ある外交に再び関与する」用意があり、当事国と協議する方針を示した。

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