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和平交渉で制裁解除を協議、ロシア外相が主張 ウクライナは否定

ロイター / 2022年5月2日 7時51分

 ロシアのラブロフ外相(写真)は、ウクライナとの和平交渉の一環で西側による対ロ制裁の解除が話し合われていると述べた。ウクライナ側の交渉官を務めるポドリャク大統領府顧問は否定している。4月27日、モスクワで代表撮影(2022年 ロイター/Yuri Kochetkov)

[30日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は、ウクライナとの和平交渉の一環で西側による対ロ制裁の解除が話し合われていると述べた。ウクライナ側の交渉官を務めるポドリャク大統領府顧問は否定している。

ラブロフ氏が中国国営の新華社に述べた内容が、ロシア外務省のウェブサイトに30日に掲載された。

その中で同氏は「ロシアとウクライナの代表は現在、合意の草案についてビデオ会議で毎日協議している」と発言。「非ナチ化、新たな地政学的現実の承認、制裁解除、ロシア語の地位などが議題になっている」と主張した。

一方、ポドリャク氏は、ラブロフ外相は交渉に一度も参加していないとした上で、ウクライナは同国を攻撃し占領した国から「非ナチ化」やロシア語使用について教わる必要はないと一蹴した。

ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー大統領も、ロシアとの交渉で同国に対する国際的な制裁の問題は一切話し合われていないと言明。「制裁についていつ、どのような決定を下すかは、ウクライナと共に全てのパートナー国が決めることだ」とした。

両国の対面交渉は、3月29日以降行われていない。

ラブロフ氏は「交渉は困難だが、継続を支持する」とも述べた。

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