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米下院議長「生き残る」、共和党強硬派が解任動議提出の構え

ロイター / 2023年10月2日 8時42分

 10月1日、米議会が政府機関の閉鎖回避に向け可決したつなぎ予算を巡り、下院共和党の保守強硬派マット・ゲーツ議員がマッカーシー下院議長(共和、写真)の解任を目指すと表明した。9月30日、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Ken Cedeno)

David Morgan

[ワシントン 1日 ロイター] - 米議会が政府機関の閉鎖回避に向け可決したつなぎ予算を巡り、下院共和党の保守強硬派マット・ゲーツ議員がマッカーシー下院議長(共和)の解任を目指すと表明した。マッカーシー氏はこの事態を乗り切り、議長にとどまる見通しを示した。

ゲーツ氏はマッカーシー氏の解任動議を今週中に提出すると複数の米メディアに語った。

マッカーシー氏は米CBSに対し、「私は生き残る。これはゲーツ氏との個人的な問題だ」と述べた。

議会上下両院は30日夜、政府のつなぎ予算を可決。マッカーシー氏が共和のみで投票すべきとする党内強硬派の主張を退け、民主党の圧倒的な支持を含む超党派の賛成で成立することとなった。

政府機関の閉鎖は土壇場で回避されたが、予算には強硬派が求めていた歳出削減や国境警備強化に向けた修正は含まれていない。

マッカーシー氏が解任を回避するのに十分な支持を得られるかどうかや民主党が支持するかどうかは明らかではない。

議長が解任されれば、2024年度予算を巡る合意形成に向けたプロセスが複雑になる。

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