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22年8月の幹部会で資金還流代替案、結論は出なかった=西村前経産相

ロイター / 2024年3月1日 11時9分

自民党派閥の政治資金パーティ裏金問題に関し、清和政策研究会(安倍派)で事務総長を務めた西村康稔前経産相が1日午前、衆議院政治倫理審査会に出席し、22年8月の同派幹部会で政治資金還流の代替案が示されたが、結論は出なかったと語った。写真は、2023年9月13日に首相官邸に入る西村氏。(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - 自民党派閥の政治資金パーティ裏金問題に関し、清和政策研究会(安倍派)で事務総長を務めた西村康稔前経産相が1日午前、衆議院政治倫理審査会に出席し、22年8月の同派幹部会で政治資金還流の代替案が示されたが、結論は出なかったと語った。

西村氏は22年4月に安倍晋三元首相から資金還流を止めるという意向が示され、自身も若手議員などに連絡したと語った。その上で安倍氏が亡くなった後の同年8月に幹部で集まった際、資金を還付してほしいという声があったので対応を話し合い、個人のパーティに上乗せするなどの案が出て、自身もそれはアイディアだと発言したが結論は出なかったとした。その後の経緯については、経産相に就任したため知らないと語った。

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