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ロシア独立系紙編集長に罰金刑、報道で「軍の信用失墜」

ロイター / 2024年3月1日 11時55分

 2月29日、モスクワの地方裁判所は、ロシア独立系新聞ノーバヤ・ガゼータのセルゲイ・ソコロフ編集長(写真)に対し、軍の信用を失墜させたとして、3万ルーブル(約328ドル)の罰金を科した。写真はロシアのモスクワで撮影、提供写真(2024 ロイター/Moscow City Court's Press)

[モスクワ 29日 ロイター] - モスクワの地方裁判所は29日、ロシア独立系新聞ノーバヤ・ガゼータのセルゲイ・ソコロフ編集長に対し、軍の信用を失墜させたとして、3万ルーブル(約328ドル)の罰金を科した。

ソコロフ氏は罰金に同意できないとしている。

裁判所のテレグラムアカウントによると、同氏は昨年12月にノーバヤ・ガゼータに掲載された記事について罰金を科された。記事はロシアの孤児がウクライナで戦う契約に署名したという内容だった。

ノーバヤ・ガゼータは、ソコロフ氏が軍に関する記事を理由に拘束されたと伝えた。

同紙の前編集長はノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラトフ氏だったが、国益に反する行為を働いた「外国の代理人」に指定され、昨年9月に編集長を辞任した。

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