訂正-原油先物上昇、ガザ停戦協議が複雑化

　２月２９日、原油先物価格は上昇している。パレスチナ自治区ガザの停戦協議が援助物資を待つ人々に対するイスラエルの砲撃でさらに複雑になったことを受けた。写真はインドのアーメダバードにあるガソリンスタンドで２０２２年１１月撮影（２０２４　ロイター／Amit Dave）

(英文の訂正により、２段落目の北海ブレント先物の限月を「４月限」から「５月限」に訂正します)

Laura Sanicola

[１日 ロイター] - １日の原油先物価格は上昇している。パレスチナ自治区ガザの停戦協議が援助物資を待つ人々に対するイスラエルの砲撃でさらに複雑になったことを受けた。

０１１８ＧＭＴ（日本時間午前１０時１８分）時点で、北海ブレント先物５月限（訂正）は０．２９ドル（０．４％）高の１バレル＝８２．２０ドル。米ＷＴＩ先物は０．２２ドル（０．３％）高の７８．４８ドル。

週足のＷＴＩは上昇しているが、ブレントは先週の清算値付近で推移。ブレントは３週間にわたって８０ドルの大台を上回っている。

バイデン米大統領は２９日、ガザでイスラエル軍が援助物資を待つ人々に砲撃し多くの死傷者が出ているという情報を受け、戦闘休止に向けた協議を複雑にする公算が大きいという認識を示した。