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韓国3月製造業PMI、3カ月ぶりに50割れ 金利高止まりで内需低迷

ロイター / 2024年4月1日 12時5分

 4月1日、S&Pグローバルが発表した3月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.8と、前月の50.7から低下した。写真は韓国のソサンにある工場で昨年10月撮影(2024 ロイター/Kim Hong-Ji)

Jihoon Lee

[ソウル 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した3月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.8と、前月の50.7から低下した。輸出が堅調だったものの、内需が低迷し、景況拡大・縮小の分かれ目である50を3カ月ぶりに下回った。

生産と新規受注の指数は49.8と49.9にそれぞれ低下した。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミスト、ウサマ・バッティ氏は「3月のPMIデータは国内製造業の状況が再び悪化したことを示している」と指摘。「ただ明るい兆しは輸出需要が3カ月連続で増え、伸び率も高かったことだ」と述べた。

東南アジアや北米、日本で輸出受注が増加した。

一方、金利高止まりを受け内需は軟調で、景気回復ペースに対する懸念が高まっている。

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