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米ブラックフライデー、オンライン販売が好調、実店舗は低調

ロイター / 2024年12月2日 7時30分

 米国では29日、感謝祭翌日の「ブラックフライデー」のセールが行われた。オンライン販売が好調だった一方で、実店舗の販売は低調だった。バージニア州アーリントンで27日撮影(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

Ananya Mariam Rajesh Bianca Flowers

[30日 ロイター] - 米国では29日、感謝祭翌日の「ブラックフライデー」のセールが行われた。オンライン販売が好調だった一方で、実店舗の販売は低調だった。

マスターカード・スペンディングパルスによると、ブラックフライデーのオンライン販売は14.6%増えた。実店舗の売上高は0.7%増にとどまった。売上高はインフレ調整前の数字。

マスターカード・エコノミクスのチーフエコノミスト、ミシェル・マイヤー氏は、全体的なインフレ率が2%を超える中、家電製品や衣料品、スポーツ用品、パーソナルケア用品、宝飾品など、年末商戦に関連した人気の高い商品は昨年から値下がりしているか、小幅な値上がりにとどまっていると指摘した。

マイヤー氏は、ブラックフライデーを前に多くの買い物客は実店舗を訪れ、どのような商品や価格かを見て回り、ブラックフライデーのセールが始まるとオンラインで買い物をしたと指摘した。携帯電話やノートパソコン、デスクトップパソコンなどのオンライン販売が好調だった。

アドビのデータによると、ブラックフライデーのオンラインでの米消費者の支出は108億ドルで、前年比10.2%増加した。

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