英ＢＡ、一部米国路線の運航停止 新型肺炎受けた需要減に対応

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）は２日、一部の米国路線の運航を停止すると発表した。ヒースロー空港で２０１８年２月撮影（２０２０年　ロイター/HANNAH MCKAY）

［ロンドン　２日　ロイター］ - 英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）は２日、一部の米国路線の運航を停止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた旅客需要の減少に対応するためとしている。

ＢＡは声明で「新型ウイルスの感染拡大による需要減に対応するため、３月１６日から２８日まで一部路線を統合する」とした。これによりロンドンのヒースロー空港とニューヨークのジョン・Ｆ・ケネディ国際国際空港をつなぐ１２便が影響を受ける。

感染拡大を受け、ＢＡはこれまでに中国本土のほか、イタリア、シンガポール、韓国への一部路線の運航を停止。この日は、ロンドン発着のフランス、ドイツなど欧州内の一部路線の欠航も発表した。