バイデン氏とトランプ米大統領、新型コロナ対応巡り協議の可能性

　４月２日、今年の米大統領選の民主党候補として有力視されるバイデン前副大統領（写真）は、新型コロナウイルス感染拡大への政府の対応について、トランプ大統領と電話で協議する可能性がある。写真はデラウェア州で昨年９月撮影（２０２０年　ロイター／BASTIAAN SLABBERS）

［１日　ロイター］ - 今年の米大統領選の民主党候補として有力視されるバイデン前副大統領は、新型コロナウイルス感染拡大への政府の対応について、トランプ大統領と電話で協議する可能性がある。

バイデン氏陣営の幹部が１日、協議の手配を進めていると明らかにした。

バイデン氏は、新型コロナの感染が急速に拡大する中で各州が必要な物資や資金を確保できるような体制づくりが遅過ぎたとして、トランプ政権を批判している。

トランプ大統領は新型コロナに関する定例会見で、バイデン氏との協議に前向きな考えを示した。

１１月３日の大統領選で共和党のトランプ氏との対決を目指す、民主党のバイデン氏とサンダース上院議員は、それぞれ新型コロナに関する会見やタウンホールを開いている。