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米財務省、新型コロナ巡る企業支援で投資銀と助言契約=関係筋

ロイター / 2020年4月2日 14時12分

 4月1日、米財務省は、新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受けた航空、貨物、および防衛セクターへの支援について、米投資銀行や法律事務所とアドバイザリー契約を結んだ。写真はホワイトハウスで3月撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

[1日 ロイター] - 米財務省は、新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受けた航空、貨物、および防衛セクターへの支援について、米投資銀行や法律事務所とアドバイザリー契約を結んだ。関係者が1日に明らかにした。

米議会は先週、新型コロナウイルスに対処する2兆2000億ドル規模の景気対策法案を可決、トランプ米大統領の署名を経て同法は成立した。

景気対策には、航空業界向けに最大500億ドルの支援が盛り込まれている。250億ドルを融資や融資保証、残りを補助金の形で行う。関係筋によると、支援を実行するための航空各社との協議で財務省はPJTパートナーズ から助言や提案を得る。

航空貨物業界には融資と補助金で総額80億ドルの支援を行うが、財務省は各社との協議についてモーリス とアドバイザリー契約を結んだという。

また、ボーイング など安全保障において重要な業界向け支援(最大170億ドル)では、ペレラ・ワインバーグと同様の契約を結んだ。

関係筋によると、クリアリー・ゴットリーブ・スティーン・アンド・ハミルトン法律事務も財務省に助言を行う。

モーリス、ペレラ・ワインバーグ、PJT、クリアリーはコメントを差し控えている。財務省からのコメントは得られていない。財務省と企業との交渉における投資銀行の役割については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報じた。

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