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EU、ロシアのG7復帰に消極姿勢 枠組みの恒久的変更認めず

ロイター / 2020年6月3日 4時13分

欧州連合(EU)の報道官は2日、主要7カ国(G7)が極めて重要な多国間の枠組みで、議長国がその枠組みを恒久的に変えることはできないというのがEUの認識と明らかにした。ブリュッセルで昨年9月撮影(2020年 ロイター/YVES HERMAN)

[ワシントン 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)の報道官は2日、主要7カ国(G7)が極めて重要な多国間の枠組みで、議長国がその枠組みを恒久的に変えることはできないというのがEUの認識と明らかにした。

トランプ米大統領は週末に6月末の開催を目指していたG7サミットを9月以降に延期する方針を明らかにし、オーストラリア、ロシア、韓国、インドを招待する考えを表明した。

報道官は、G7議長国は招待国を決定することは可能だが、加盟国やフォーマットを恒久的に変更することはできないと強調した。今年は米国が議長国を務める。

さらに、ロシアがウクライナ・クリミア半島併合を受けて2014年に主要8カ国(G8)から除外されたことに触れ、「ロシアが方向を転換し、意義ある討議を行える環境が整う状況にはない」とした。

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