ダウ平均267ドル高、景気回復期待先行で買い

ロイター / 2020年6月3日 6時23分

米国株式市場は続伸し、ダウ平均株価は267ドル高で引けた。国内で広がる抗議デモや新型コロナウイルス流行を尻目に、景気回復期待が先行し、買いが優勢となった。ニューヨーク証券取引所で4月撮影(2019年 ロイター/Andrew Kelly)

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、ダウ平均株価<.DJI>は267ドル高で引けた。国内で広がる抗議デモや新型コロナウイルス流行を尻目に、景気回復期待が先行し、買いが優勢となった。

ハイテク株のほか、金融株などの景気循環株の買いが膨らみ、上昇を主導。S&P500の主要11セクターは全てプラス圏で取引を終えた。

ピーター・カーディヨ氏は「テクニカル要因が相場を押し上げた。抗議デモが地元経済に及ぼす影響の可能性はさほど注視されていない」と指摘。「デモが続けば、新型コロナウイルス流行によるビジネスへの打撃が増幅される恐れがある」と述べた。

米国では白人警官による黒人男性暴行死を巡る抗議デモが拡大し、トランプ大統領は暴動鎮圧に向けて軍投入も辞さない構えを示している。

個別銘柄ではサウスウエスト航空 が2.6%高。新型コロナによる航空需要減の急回復が望めない中、従業員に早期退職割増金と有給の一時帰休を提示したことが材料視された。

送金サービスのウエスタンユニオン は11.3%、同業マネーグラム・インターナショナル は29.7%それぞれ急伸。ウエスタンユニオンはマネーグラムに買収案を提示した。

一方、宝飾品大手ティファニー は8.9%安。米市況の悪化から、仏高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン) によるティファニー買収計画の実現が危ぶまれているとの報道が売り材料となった。

市場参加者は5日発表の5月米雇用統計を注視している。新型コロナ流行を受けたロックダウン(都市封鎖)措置による経済的影響の全容がより鮮明になる見通し。失業率は19.7%に悪化すると予想されている。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.89対1の比率で上回った。ナスダックでは1.69対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は107億2000万株。直近20営業日の平均は113億5000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 25742.65 +267.63 +1.05 25582.5 25743.1 25523.7 <.DJI>

2 3 4

前営業日終値 25475.02

ナスダック総合 9608.38 +56.33 +0.59 9566.53 9611.22 9472.08 <.IXIC>

前営業日終値 9552.05

S&P総合500種 3080.82 +25.09 +0.82 3064.78 3081.07 3051.64 <.SPX>

前営業日終値 3055.73

ダウ輸送株20種 9134.88 +168.97 +1.88 <.DJT>

ダウ公共株15種 820.40 +5.07 +0.62 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1883.41 +40.17 +2.18 <.SOX>

VIX指数 26.84 -1.39 -4.92 <.VIX>

S&P一般消費財 1017.85 +6.41 +0.63 <.SPLRCD>

S&P素材 356.46 +6.17 +1.76 <.SPLRCM>

S&P工業 578.63 +7.35 +1.29 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 610.76 +1.22 +0.20 <.SPLRCS>

S&P金融 395.23 +3.22 +0.82 <.SPSY>

S&P不動産 220.22 +1.44 +0.66 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 304.37 +7.87 +2.65 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1193.30 +7.21 +0.61 <.SPXHC>

S&P通信サービス 183.23 +0.89 +0.49 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1734.98 +16.11 +0.94 <.SPLRCT>

S&P公益事業 307.11 +1.83 +0.60 <.SPLRCU>

NYSE出来高 10.49億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 22655 + 285 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 22650 + 280 大阪比 <0#NIY:>

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