石油需要、2022年までにコロナ禍前の水準に回復=ゴールドマン
ロイター / 2020年7月2日 15時4分
7月2日、ゴールドマン・サックスは、世界の石油需要は2022年までに、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の水準に戻るとの見方を示した。写真はテキサスで昨年11月撮影(2020年 ロイター/ANGUS MORDANT)
[2日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは2日、世界の石油需要は2022年までに、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の水準に戻るとの見方を示した。通勤・通学の再開、自家用車など個人の移動手段の利用増、景気対策としての政府によるインフラ支出の拡大が、需要を支援するとした。
ゴールドマンによると、需要は今年は8%減少するが、2021年は6%回復し、22年までにはコロナ禍前の水準に完全に戻るという。
ゴールドマンは「石油需要は既に回復が始まっている。中国やインドなどで予想以上のペースで持ち直している。6月の需要は前年を12%下回ったもようで、需要は通常水準に達していない」と分析した。
ゴールドマンは、石油製品の中ではガソリンの需要が最も速く上向くと予想。一方、コロナ禍で最大の打撃を受けたジェット燃料については、ワクチンが開発されるまでは航空機利用をためらう人が多いとみられることから、消費の回復には時間がかかるとの見方を示している。
ロックダウン(都市封鎖)が緩和されるに伴い、燃料需要は徐々に持ち直しているが、先週公表された業界データでは、感染第2波が起これば、回復の動きがすぐに反転する可能性があることが示されている。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1関東「気動車王国」の離れ小島路線が面白い! 不思議な“右ハンドル”車両 3駅の路線に“スゴイ密度”であるものとは?
乗りものニュース / 2024年6月29日 15時12分
-
2「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!
乗りものニュース / 2024年6月29日 16時42分
-
3ソニー宮城拠点、250人削減=ブルーレイ、生産縮小
時事通信 / 2024年6月29日 15時49分
-
4意外な面倒さも? 財布いらずの「スマート支払い」、店側はどう思っているのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 8時10分
-
5あおり運転被害72.5%に増加…チューリッヒ保険調査
レスポンス / 2024年6月29日 16時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください