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小さな波やや大きくなり、警戒すべき=都内感染者急増で西村再生相

ロイター / 2020年7月2日 19時30分

[東京 2日 ロイター] - 西村康稔経済再生担当相は2日夕の会見で、東京都内で同日、新型コロナウイルスの新規感染者数が100人を超えた状況を踏まえ、「感染の小さな波がやや大きくなり、警戒すべきところに来つつある」と述べた。感染防止と経済活動の両立が必要だとして、新規感染者の多い飲食業に対する営業自粛は求めず、あくまで感染防止策の徹底を求めた。

西村再生相は、小池百合子東京都知事と同日話をし、高い緊張感をもって警戒すべき状況との認識で一致したと語った。

新宿区や豊島区など「夜の街」の接待を伴う飲食業で多くの新規感染者が確認されていることを踏まえ、これら飲食業に対して営業自粛を求めないのかとの質問に対して、西村再生相は「事業を継続するためにも、マスクや消毒、アクリル板、フェースガードなどによる感染防止策の徹底が大事」とした上で、「もう誰も、緊急事態宣言のようなことはやりたくない」と強調した。

新規感染者増加の背景にPCR検査の拡充があると指摘。これにより保健所の負担が増大しているため、保健所のデータ処理・解析などを支援する体制の構築を急ぐ方針も示した。

2次感染拡大を防ぐため、体調に異変を感じれば外出を控え、積極的にPCR検査を受けて欲しいと呼びかけた。

(竹本能文)

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