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スノーデン元CIA職員、ロシア国籍の取得申請 夫人が出産予定

ロイター / 2020年11月2日 18時17分

 11月2日、米情報機関による個人情報の収集を告発し、ロシアに亡命した米中央情報局(CIA)のスノーデン元職員(37)は、リンゼー夫人とともにロシア国籍の取得を申請したことをツイッターで明らかにした。写真はビデオ会議に出席したスノーデン氏。2016年9月、ニューヨークで撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[モスクワ 2日 ロイター] - 米情報機関による個人情報の収集を告発し、ロシアに亡命した米中央情報局(CIA)のスノーデン元職員(37)は2日、リンゼー夫人とともにロシア国籍の取得を申請したことをツイッターで明らかにした。

ロシア通信(RIA)がスノーデン元職員の弁護士の話として伝えたところによると、リンゼー夫人は12月下旬に出産予定。新型コロナウイルスの流行で国境が封鎖される中、生まれてくる子供と離れ離れにならないようロシア国籍の取得申請を決めたという。

米当局は、スノーデン元職員を国家機密漏えいの容疑で刑事訴追しており、長年にわたり、同容疑者を帰国させて裁判にかけることを望んでいる。

スノーデン元職員は「妻も私も息子と離れ離れになりたくない。このため、感染症の流行下で国境が封鎖される中、米国とロシアの二重国籍を申請している」と投稿。

「私たち夫婦は米国人であり続ける。言論の自由など、私たちが愛している米国の価値観で息子を育てる。いつの日か米国に帰り、家族と再会したい」と述べた。

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