ＰＥＰＰの柔軟性は「例外」、他の制度と区別＝メルシュＥＣＢ理事

［フランクフルト　２日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）のメルシュ専務理事は２日、１兆３５００億ユーロの「パンデミック緊急購入プログラム（ＰＥＰＰ）」が備える柔軟性は「例外」で、他の資産買い入れプログラムとは区別されるという考えを示した。

メルシュ理事は、通常の資産買い入れプログラム（ＡＰＰ）が「ＰＥＰＰの特色を受け継ぐことはない」と指摘。同時にＰＥＰＰは例外的な柔軟性を有しているが、「制約がない」わけではなく、目標の範囲内で運用する必要があると強調した。