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仏大統領、漁業権巡る英への制裁発動を延期 「交渉の継続必要」

ロイター / 2021年11月2日 9時56分

 マクロン仏大統領は1日、漁業権を巡る英国との協議が進展しない場合に同日2300GMTに発動する予定だった対英貿易制裁を延期したと明らかにした。二国間の協議が再開されたため、その結果を待つとした。写真はフランス北部ブーローニュ=シュル=メーの漁船、2020年12月撮影(2021年 ロイター/Charles Platiau)

[ロンドン/グラスゴー 1日 ロイター] - マクロン仏大統領は1日、漁業権を巡る英国との協議が進展しない場合に同日2300GMTに発動する予定だった対英貿易制裁を延期したと明らかにした。二国間の協議が再開されたため、その結果を待つとした。

英国の欧州連合(EU)離脱後、両国は英領海でのフランス漁船の操業許可を巡り対立を深めており、仏側は認められるべき操業権の半分しか付与されていないと主張。英国はEUとの合意に基づき許可を与えていると主張してきた。

マクロン氏は1日、20カ国・地域(G20)首脳会議の合間にジョンソン英首相と漁業権問題について協議したが、溝は埋まらなかった。

しかしその後、マクロン氏は記者団に対し、首脳会談での自身の提案を基に午後から二国間協議が再開され、協議を継続する必要があると説明。「英国側はあすの交渉再開時に他の提案をするだろう。あすいっぱいでどのような進展があるか見極める。全ての問題に解決の道を見出せることを願っている」と語った。

一方、フランスのボーヌ欧州問題担当相はツイッターで、4日にパリで英国のフロストEU離脱問題担当相と会うまでは対英制裁は発動されないと表明した。

英政府はフランスの制裁延期を歓迎すると発表した。

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