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米債務上限問題なお交渉続く、共和はワクチン義務化阻止も材料に

ロイター / 2021年12月2日 9時33分

 米議会上院では1日、連邦政府機関の閉鎖回避に向けて与野党の協議が続いている。共和党側はバイデン大統領が掲げる新型コロナウイルスワクチン接種義務化に反対し、債務上限引き上げ法案への賛成に難色を示している。11月16日、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米議会上院では1日、連邦政府機関の閉鎖回避に向けて与野党の協議が続いている。共和党側はバイデン大統領が掲げる新型コロナウイルスワクチン接種義務化に反対し、債務上限引き上げ法案への賛成に難色を示している。

法案は3日深夜までに議会で承認される必要がある。米国では新型コロナの感染が再拡大しているほか、新たな変異株のオミクロン株が初めて見つかり懸念されている。

ただ、与野党の有力議員らは採決にかける法案の内容で合意に至っていない。

共和党はマーシャル議員やクルーズ議員など保守強硬派の上院議員らが、バイデン大統領のワクチン接種義務化計画に対する資金拠出を阻止する法案の採決を要求している。

マーシャル議員によると、反対派は債務上限引き上げ法案にワクチン義務化の資金調達を禁止する文言を盛り込むことを求めているという。

民主党上院トップのシューマー院内総務は、共和党上院トップのマコネル院内総務との話し合いが「順調に進んでいる」と述べたが、上院が採決に必要な手続き順守を余儀なくされた場合、政府機関閉鎖の恐れもあると認めた。

「そうならないようにするのは双方のリーダー次第だ」と語り、「うまく行くだろう」と述べた。

共和党のクレイマー議員は、同党議員の大多数が政府閉鎖を望んでいないと述べた。

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